恐羅漢  8月28日  
    
二軒小屋11:05−11:45水越峠登山口−13:05旧羅漢13:30−13:50恐羅漢14:00−15:15国設スキー場下−15:40二軒小屋
   


 本当に久しぶりの山行き。何とか時間がとれたが、遅い出発となった。それでも、新しいザックを背負い、足慣らしのつもりで水越峠までを目指す。スキーで初めて歩いた時足慣らししたのと同じコース。半年ぶりの山の中は、新鮮でウキウキしたものだった。
 林道歩きは調子よく、これなら旧羅漢のピストンぐらいは行けそうと水越登山口より急斜面を旧羅漢に向かう。倒木により登山道の一部がわかりにくいところもあるが、踏み後を便りに植林地を登る。
 ハァハァと苦しい息づかいも、身体から流れ出る汗も快感となっていく。でも、何か変・・・。
 しばらく行くと上方より鈴の音がして降りてくる3人組。「あとどのくらいでスキー場ですか?」「????スキー場には出ませんよ」と答える。「上ですれ違ったグループが違う道から来たと思ったので、この道がスキー場に出るものだと思ってました」「地図は持っていますか?」「持っていません」こうやって道迷い→遭難となるのかなぁ???
 たまたま、私が登ってきたから良かったが、下って林道へ出たらどうしたのだろうか?場所も方向もわからずさまようことになると思うとゾ〜ッとした。牛小屋までは林道へ下った方が早いことを告げ、別れた。
 旧羅漢まで上がったが、誰もいない。樹林の影で休憩する。思ったより良いペースで登っている。これなら恐羅漢まで行って牛小屋経由で帰れるそうだ。
火事にあった最後の家、住んでたばぁちゃんどうしたかなぁ?

昼の蝶がまとわりついてくる。夜はないなあ・・・

日差しも気持ちよい

青い花が迎えてくれる

十方山登山口

水越峠登山口

妖しい色合いの花

旧羅漢

恐羅漢

久しぶりの山並み

誰もいない恐羅漢山頂。恐羅漢からは立山コースで下ることとした。だが、牛小屋から二軒子山で歩くより、国設ゲレンデを歩いた方が早そうと思い、途中から国設ゲレンデへ出た。
 秋の訪れるススキに目を奪われ、気持ちよいと感じたのは、国設ゲレンデを歩き始めて5分だけだった。あとは、2M以上伸びたヤブ化したススキをかき分け、汗だくになって下る。リフト沿いを下ると踏み後があった。まるで高速道路。押し倒されたススキに足を滑らせながらも自分で押し倒すよりははるかに楽だ。ススキが無くなると踏み後も消え道をロストした。再びススキを押し倒しながら進む。何となく左へ方向転換するすると、再び踏み後がある。なんとか第一リフトの上まで下った。
 ヨレヨレ、ヘロヘロ状態で到着。そこには水場かある。水場で大休止。日陰はないが、水を頭からかぶってススキの種を洗い流す。
立山分かれ

国設ゲレンデ上部

秋を感じるススキ

ズ〜〜ッとススキ・・・・

誰かさんの踏み後をたどって

ヨレヨレ ぼろぼろ・・・・小さいのびへい・・・・



「この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図を複製したものである。(承認番号平22業複、第310号)」
ヘロヘロのヨレヨレで帰ってきた。今回の収穫は、日頃の鍛錬が必要と言うことだ。
しかし。山での感覚が鈍っていた。匂いや方向、距離感など山から離れると鈍るのかなぁ



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