比婆山スキー  2月13日  
    
旧ドルフィンバレースキー場9:55−10:35比婆山古道10:45−11:10ブナ樹林帯-飛越岩12:10−12:30御陵12:57−13:30越原越13:50-15:00旧ドルフィンバレースキー場
   


 行き先に迷った。恐羅漢も良いし、四国も滑ってみたい。だが先週のリベンジで再び比婆を目指した。
連休2日目今日こそはトレースがあると踏んでの決行であった。しかし、見事に期待は裏切られ、駐車地へは車1台、単独の方が準備をされていた。地元庄原の方で、これから大膳原へ行くという。途中まで近道があると言うことで道案内をかねて一緒にを歩いた。
 雪が締まっているので歩きやすい。先週とは大違い。カーブミラーから左へ川に沿って北へ進む。ゆるやかな作業道と思われる道。小さな沢を慎重に渡る。地図で確認して、古道登山口付近で互いの安全を祈ってお別れする。作業道から5分ほどで登山口。
 先週のトレースがわずかに残っているが、雪でほとんど埋まっている。またか・・・。まぁ先週より歩きやすいのでやや安心。くるぶし程度で、登って行く。先週よりやや北を登っているようだ。植林地を抜けブナ樹林帯へ。先週引き替えしたブナの大木を左に見ながら登る。時々リボンが見える。天気が良く、吾妻山東斜面から雪庇がせり出しているのがよくわかる。この暖かさだと全層雪崩が起きそうだ。先ほどの同行した方が心配だ。(雪崩は起きなかったようである)
 登るにつれ大きなブナが何本も見うけられる。大岩を過ぎ御陵に近づく。いつもと違う方向から見る御陵の森は神秘的。少し大回りしながらゆっくりとのんびりと歩く。
 この景色、この思いを抱くために苦しい思いをして登ってきた。
 人が歩いている。どうやら稜線へ出たようだ。しっかりとしたトレースが付いている。御陵で少し休憩。
雪は減った

先行者

ドンピシャで古道入口

誰もいない

ウサギの後を追う

左広葉樹林右植林地

吾妻山が見えてきた

先週引き替えした大ブナ



振り返って自由な我が道





飛越岩





御陵

板をスキーモードにして滑る。スノーシューのトレースが付いているが、その上は滑り難い。深雪の上を滑る。
調子に乗って滑り降りると、どうやら東に滑り降りすぎだ。越原目指して、登り返す。キツい。シールを付けなかったので、階段登行で登る。ここが1番堪えました・・・上着のファスナー全開にして、パンツもサイドジッパーを下げ、歩く。ここは湯気が出ました・・・・
やっと越原。休憩する。池の段まで登り返すには、体力的にも時間的にもキツそうなので、ここから下ることにする。谷沿いを滑り、左へとラバース気味に滑るが、いつも右足が谷足になるので、だんだん右足がしびれてくる。尾根を滑ることにしたが、狭くて滑り辛い。さらに右斜面のしたには水音が聞こえる。この沢を渡らないといけない。こんなことなら、谷にそって滑っていれば良かった。なんとか沢を雪の付いているところを渡る。
だんだん雪が重くなってくる。足も痛くなってくる。
植林地を抜け、道路に出ることができた。後は、トレースに沿って滑り降りる。先週とは違い、トレースの上を直滑降で滑っていく。
滑る

滑る

雪庇を超えて

越原越ここから下る

滑る

植林地を滑る

カーブミラーが見えた

お約束

下ったところを振りかえる

この上を直滑降



「この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図を複製したものである。(承認番号平22業複、第310号)」


駐車地に戻ると先行者の方も戻っておられた。さすが庄原の地元の方だけに、いろいろなコースで登っておられる。この辺りの情報をお聞かせいただいた。 道路の除雪が無くなり、訪れる登山者も少なくなっているが、荘厳で美しい静かな雪山を楽しむには良い場所だと思います。

もう少し体力を付けてドルフィンバレーを下りたいなぁ・・・


いやぁ〜 山って本当に良いもんですねぇ〜〜



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